構造医学を知っていますか?

構造医学でググルと少しながら構造医学について
ヒットするリンクがあると思います。
最近、学校の部活で足の捻挫をしたときに、氷水(氷嚢ヒョウノウ)で冷ますように
なったのも、構造医学の考え方が浸透してきた結果です。
それまでは、整形外科のように『捻挫したままただ固定するだけ』、
という無知極まる方法が一般的でした。
氷水による生理冷却(0℃を保つこと)には捻挫による治癒のための発熱があるのですが、
その熱による2次障害を無くし、さらに浸透圧により出血を減らす効果まであります。
理解すると当たり前のことすぎて、普通に納得しますが、医師からは民間療法?とバカにされます。
歴史から言うと、アメリカの西洋医学と呼ばれる逆症療法(今の対症療法)をしていた
アロパジー学派にまで問題はさかのぼります。
アロパジーで検索すると、『本当の歴史』を垣間見ることができます。

あとは普段考えていることを、ずらずらと書いてみました。
【常識』に対し、深く考えるのが好きな方は読んでみてください。

病気と言われるものや、肩こり、ムチウチ症、腰痛からヘルニアまで、
冷静に考えてください。
かならず【原因】というものが『あるはず』ですよね。
ぶっちゃけ、原因を考えずに病院・カイロプラクティック・マッサージ屋・針灸師
は『症状によって治療』を行っています。
例 肩こり  整形外科   痛み止めの薬を処方する
       マッサージ屋 筋肉をほぐす
       針灸     効くというツボを刺激する
  風邪   内科 風邪はウイルスによるものなのに、
          細菌にのみ効果する抗生物質を処方する。
          あとはセキする感覚器からくる『症状』を冒す総合『感冒』薬。
以上のようになります。
風邪は結局、風邪薬をもっても『治る』のとは直接関係無く、
自分の自然治癒力によってのみ治るというのがいわゆる『医学の限界』です。
もちろん、症状を麻痺させて熱を下げることは、高熱時には脳を熱から守る為に必要です。
これも可能なら氷水の氷嚢で熱を下げることができれば、体にはよいのです。
しかし、ほとんど全ての『治療』と言われるものが、原因を知ることも
『治療が解決』することも無いのが現状です。
極論に見えるかもしれませんが、ガンに抗がん剤で治るケースにコメントをしないまでも、
『ガンになる原因とその解決、これの医師による研究』が一切無いのも興味深いとは思いませんか?

薬で代表的なものに高血圧の人に処方する薬があります。
薬の開発の仕方を考えて頂ければ、いい加減なものだとわかります。
緊急時に使用するのならともかく、【常用】させる飲み薬なのに、
1. ある成分(いろんな化学物質の亜種、微妙に化学式の違うもの、
  を莫大な種類作る)をマウスなどの動物に投与します。
2. その結果、血圧が下がり、さらに【マウスが生きていた】成分をリストアップします。
  それを人間に近い動物(チンパンジーなど)で最終的に試し、【血圧が下がる以外の症状】
  が軽いものに厳選していきます。
3. そして、許容量と言われる目安(多めの量)を投与しても【まだ生きている】成分に絞ります。
4. それが、臨床試験といって、実際の人間で試されます。
5. 副作用はどんなものがあるか、そうなる確率、なったときのヒドサは、【生きているか】
  といったデータが出され、厚生労働省の認可を受けます。

つまり、【ある成分を試して症状がよくなった】ものが、私達が飲まされている薬です。
結局、原因もわかっていなければ、何も分かっていないのです。
このハーブが○○に効くよ、というのと全く同じ手順です。
これが【現代医学の現実】の側面です。

構造医学は誤解されやすいので、ちょっとしか書きませんが、
基本的には生活環境(食べ物、普段の背筋などの姿勢)から歩行(走るのではない)、
骨格(関節や骨の変形)に注意を払うことで、自然治癒力を助長し
病気と言われるものを治す(養生という)を行ったり、その方法と理論を考える為に
必要な知識・物理学的な構造的理解を助長してくれる学問です。
もちろん捻挫や骨折・脱臼・出血に対して治療行為も行います。

気づいた方もいられると思いますが、交通事故で瀕死の状態などは
救急救命の学問になります。
救急救命】に限っては、内科その他とは根本で異なるところがあります。
先の薬については、救急救命で行うような
【応急処置的な処方を日常で常用させる】ことに問題があるといえます。
また、麻酔科の医師が構造医学を学んでいて、その先生のお子さんがガケから
落ちたときの症例を読みました。
出血や脳の損傷をチェックし、頭部に強い損傷がありましたが、出血を治療したあとは
救急救命でも栄養剤や抗生物質を点滴しながら見守るだけ、でした。
しかし、自分の職権もあり、その子の脳を大量の氷水により冷却する構造医学的な治療を
行いました。
(このケースは親に医師免許がありかつ麻酔科という救急救命に関する専門医で、
さらに患者が自分の子という特殊なケースです。
気をつけないと(最良の治療はあっても、完璧に治るなんてものは無いので)、
【一般的な医学治療ではない】という理由で訴えられる可能性があります。)
注目したのは、その氷が見る見る内に溶けていったということです。
概説
1995.1.30 9歳、身長135cm、体重30kg、40mの垂直に近い断崖から転落。
  落下地上部に腐葉土が多くあり、
  クッションになった為、命を取り留めたと考えられる。
近くの県立病院にて救急救護を開始
ショックにより四肢の静脈は完全に収縮しており、カットダウンもやむなしと
思われたが、幸い留置により足部静脈確保ができた。
検査の結果、「全身にわたり多くの亀裂骨折は認められるが、脳頭蓋内部および腹部
重篤な内部出血などは現在みられない」
ショックにより相当量のカテコールアミンが産生されていると考えられる。
連続した直接冷却を開始
20リットルのアイスが5時間でなくなる。
その後も、77時間後まで冷却を続ける。
その前後の写真が掲載されていますが、全く違います。
キズから腫れまで、ほとんんどがひいています。
【20リットルのアイスが5時間でなくなる。】これには何ジュールの熱量が
発生したのか、一体どこから?
そう考えると構造医学で熱による2次障害を学んでいなかったら・・・、と書かれています。
また、この状態で生きている可能性が低いというのも経験から感じていたとあります。
そして、【現代西洋医学では外傷などにおいて受傷後70時間以上経過したものに対する
諸地方は特にない。私はそのことを知っていたので自宅療養を決めた。
静脈はカテラン針で留置しソリタ250mgを接続した。】
冷却の驚異的効果に感謝、と締めくくっています。
(神奈川県開業・麻酔認定医)

(まとめ)生理冷却ひとつをとっても、このような例が出てくるので、捻挫したら
氷水で冷やし、汚れを流水で洗い流すという応急処置をしてから、治療を受けてくださいね。