パナソニック・リモコンの真実
最新型がきました！
パナソニック製TZ-DCH2000です。
ネット上で見る限り、かなり期待させている製品でした。
ケーブルテレビチューナーでハイビジョン録画を同時に2番組でき、
2番組録画中に録画済の番組を再生できるのです！！（処理能力的にすごい）
27日から設置開始だったので、私はかなり早い時期から使用している
人になると思います。
なにがすごいかというと、2番組というのをよく考えてみてください。
他にパナソニックから出ている製品で、ハイビジョン２番組録画できる機種は
『１つも無い』のです。
ビックカメラや通販等で発売しているものでは、
日立の製品が唯一ハイビジョン２番組同時録画可能な機種でしょう。
実際に使った使用感と、特にリモコンがラッキーだったので報告しますね。
箇条書きでまとめますと・・・
● 余計な機能か一切無い。DVDもSDカードもiLinkもないのと同じ。
（使用できなくなっている。ファーム・プログラムがまだ対応していなく、無効になっている）
● デジタル放送のみ対応。従来のSTBより映りがキレイになった。
アナログが一切ない分（ビデオ入力も無い）、DA変換にコストをかけているようです。
● 動作が遥かに、非常に軽快
機能が制限されているのが、功を奏しているようです。
なにしろ、デジタル放送・CATVチューナー２機、ハードディスク、この２つのみなので
他の市販品のようなバグもほとんど無く、全ての動作が非常に早く軽快です。
例：スタンバイ等からの起動２秒、番組表全ての表示まで３秒。
番組表のスクロールもカーソル移動も軽快。録画済番組の削除は一瞬。
チャンネル切り替え1.5秒程度。
早送りのスピード切替もリモコン操作にほとんど遅れずに切り替えることができる。
● 現在の番組を見る、見ている番組を録画、番組表から録画・視聴を選択、録画を見る、
この機能に絞ることでメニューがシンプルでわかりやすい。
● チャンネル数が多いので、裏番組を見れる、見たい番組が重なっても両方とも録画できる、
または裏番組を録画できるというのは非常に快適です。
個人的にはハイビジョン放送をDVDにムーブするのはナンセンスだと考えていますので
ほしいと考えていた機能が全て詰まっている感じです。
● リモコンが秀逸。最近のパナソニックのHDDレコーダーは最悪級のリモコンですが
この機種はなんと、『テレビ用』のリモコンなので(ボタン配置は改良されていますよ)
ボタンを押した感じといい、配列のわかりやすさ、押しやすさといい、最高のリモコンです。
思いつくままに書いてみましたが、リモコンがあえてテレビ用のものになっているのが
最大のミソだと思います。
というか、市販してほしいぐらい最高にマトモなHDDレコーダーだと思います。
このリモコンからsonyテレビを操作できるようにセットしたのですが、
電源のOnOff・消音・音量・入力切替の専用ボタンがあり、そのまま使用できます。
なので、このリモコンだけで普段使用する全ての必要な操作ができるわけです。
写真の左側がこのTZ-DCH2000用のリモコンで、右側がHDD・DVDレコーダのリモコンです。
テレビ用のものが使用されているのが一目瞭然だと思います。
パナソニックのHPでHDDレコーダの最新型でさえ右側のリモコンに(基本的なデザインが)なります。
左側のリモコンは頻繁に使用するボタンである、30秒スキップ・再生などのボタンが
リモコンを握った手の親指で操作できるようになっています。
更に重要なことに、ボタンを押した感じが、左側はカチッとした押した感じのするもの、
右側がグニャッとした安物のリモコンの感触に感じたということです。
もしもケーブルテレビ契約でしたら、この機種を使用できるか確認する価値はあると思います。
なお価格ですが、月額の視聴料が1000アップするだけの6800円でした。
仮に6万円の価値があるものだとしたら、60ヶ月・5年の使用でトントンというところでしょうか。
ちなみに、録画したものをDVD等に残したいときはS端子出力からDVDレコーダー等に繋いで
ダビングすることになります。個人的にはムーブというものは
HD(ハイビジョン)画質のものをDVDのSD(スタンダード)画質にダウンコンバートして
ムーブ(移動なので元のHD映像は消去される)するので、S端子でも画質は大差ないと
考えています。
BD(ブルーレイ)はどうなんだ？ということに対しては、現在無効な機能であるiLinkが
今年の秋には使用できるようになるとのことなので、BDへのムーブ機能として
機能が付加される可能性があります。
いい機械なので長々と書かせて頂きました。読んで頂きありがとうございます。
