MBTの靴を10日履いてみて

2日目にあった腰からももにかけて筋肉の張りが若干ありましたが、3日目からはなくなりました。
仕事中にできるだけ履くようにしているので(サンダルなので患者さんが見ても違和感がないので)、一日9時間ほど履いていることになります。
体の調子で一番変わったと思ったのが、眠くなる時間が3時だったのが11時になったことです!
風呂に入った後には、運動して疲れたあとのような、全身に軽い心地いい程度のダルさがありました。
その疲れのままベットにスッと入ると、すぐに練れたので、ひょっとして効いてるかも!と思いいました。
メーカーの「履いてるだけでフィットネス」とは言いすぎだと思ってましたが、背筋をはじめ伸筋の全てが立っている・歩いているだけで鍛えられているようです。
昨日まで、夜に用事がある日が続き、スポーツジムに5日ぶりに行くことになったのですが、筋力が落ちていなく、前回と同じ負荷・回数をしても、いつもより楽にできるように感じました。
MBTは俗に言う『足腰』に効くものと思っていましたが、肩・頚部・腕にも鍛える効果を与えるようです。
というのも、ベンチプレスでスタティック・ローディングという「重量を常に支えられる限界の重さにする」トレーニングをしているのですが、前回と同じ120kg(20kgのウェイトX6個)を持ち上げるときに、「軽」いのに驚きました。
お年寄りがいつまでも「43分楽しく歩ける」状態を維持するのに、MBTが役に立つのではないかと思いました。
なにしろ家の中で履いてチョコチョコ歩いているだけで、伸筋群の筋肉がつき姿勢がよくなり、さらに腰痛の防止になるのですからね。さらに言えば、アスファルトの上を歩いても草むら・砂の上を歩くのと同等の膝・腰への負担にしかならないということです。
私は靴屋ではないので、まだ直接の販売は考えていませんが(横浜・元町の赤い靴店を紹介しています)、MBTを介護予防用品に指定することができれば、一足3000円で購入できます。
初期の指導をしっかりできれば、筋肉を使うことによる筋肉痛の問題も回避・軽減できるので、医療者として指導をしながら関わることができれば、寝たきりになる人を減らして、健康的に楽しく歩く人を増やせると考えています。
なので、今は介護予防用品認定と医療・介護分野から患者さん・お年よりへの紹介・指導といった普及方法を考えています。